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活動の紹介
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 ★第1回・全国の集い


第1回 全国の集い

1.日時:平成17年9月1日(木)  17時:受付
                      18時:全国の集い
                      19時:懇親会


2.場所:湯の山温泉 「グランドホテル向陽」
        (三重県三重郡菰野町菰野8497 )


3.参加者:20名+ゲスト2名:北勢線とまち育みを考える会(ASITA)より
       東京支部:4名、東海支部:4名、大阪支部:4名、徳山支部:2名、下松支部:6名


4.内容:挨拶・・・河村副会長
           石原東海支部長
           安藤ASITA会長
      自己紹介
      各支部状況報告
      下工弁慶号の状況(ビデオ視聴) 
      懇親会

4.その他:9月2日・・・下工弁慶号視察


写  真
(クリックすると写真が大きくなります)



懇親会で

司会の槌尾専務理事

下工弁慶号の現状を話されるASITAの会長・副会長

工弁慶号の前で東京・大阪・東海各支部長

下工弁慶号に久しぶりに再会した会員

寄付金を贈呈する河村副会長と受ける安藤ASITA会長

下工弁慶号が貸し出されている北勢線阿下喜駅




  紀  行

     (社)下松工業会全国の集い/in湯の山及び下工弁慶号を巡る旅

                                    
専務理事 槌尾博之

初めての全国の集い
 平成17年9月1日(木)、三重県湯の山温泉「グランドホテル向陽」へ、全国から会員が集う。17時より受付開始。若干のキャンセルもあったが総勢20名、再会を喜びあったり、名刺を交換するなど、開会までの和やかなひと時である。
 今回は下工弁慶号が貸し出されている桑名市からいなべ市に至る北勢線沿線の皆さんで結成されているASITA(北勢線とまち育みを考える会)の安藤たみよ会長と成田正人副会長にゲストとしてご出席頂く。
 主催者を代表して河村副会長、地元を代表して石原東海支部長が挨拶。次いでASITAの安藤会長が挨拶されたが、若くて美しい人故か皆さんすっかり魅了された様子。
 下工弁慶号のその後の様子について成田副会長がビデオ持参で報告された。試運転した結果、走るには走ったがあちこち蒸気漏れがあった。そうした箇所はすでに修理したが、ボイラーの水圧検査で当局が厳しく認可が下りないこと。今それについていろいろ対応中(この件に関し、この日の午後、安藤・成田両氏と共に、久保田顧問と河村副会長が、
JR東海本社に赴き須田相談役に面談。認可の要否や対応等について協議)などの現状の問題点や、今後の取り組みについて情熱をもって語られた。試走時の写真をパネル入りで頂いた。(工業会館事務室に展示)
 
自己紹介と各支部の状況について報告しあったが、皆さんの思いは1日でも早く母校に甲子園へ出場して頂きたいに尽きるようだった。時間通り19時、荒谷副会長の発声で乾杯。宴もたけなわとなると、詩吟にカラオケにと、予定の2時間はあっという間に過ぎる。先ず閉めの乾杯を行う。宮本副会長は腰痛のため早々に部屋に引き上げられたため、前東京支部長であった亀田成文氏が発声。次いで、深町名誉会長の合図で校歌の斉唱。そして、相本幸夫氏のユニークなリードによる3、3、7拍子でもって懇親会を閉じた。
 温泉に入る人、語り足らず課外授業にいそしむ人、寝る人、それぞれの夜は更けていった。


下工弁慶号との対面

 翌2日は下工弁慶号との対面である。8時半、自家用車で或いはホテルの車でいなべ市北勢町の阿下喜駅へと向かう。格納庫から下工弁慶号を引き出して頂き、早速対面。ボイラーは整備のため取り外されていたが良く手入れされており、明治40年生まれの老骨とは思えない雄姿に感激一入。
 皆さん、ひさしぶりに吾が子に会ったかの如く撫でさすったり、記念撮影したりそれぞれの時間を過ごす。ASITAの会には故郷の銘酒「獺祭」と「金分銅」を献上。
 またASITAからは皆さんへと「下工弁慶号煎餅」を頂く。ここで、深町名誉会長から提案があり、下工弁慶号の早期走行を願って、急遽募金(1口2千円)を募ることにした。合計45口、皆さんの思いと共に安藤会長へ進呈した。
 10時に解散する。自家用車の皆さんはそれぞれ帰途につく。

不思議な出会い

 残った8名は北勢線で桑名まで帰ることにした。全長20.4Km、軌道幅は弁慶号と同じ762mm(新幹線は1435mm)のため社内は狭い。故にか一般車と比べ振動と揺れが大きい。誰かが言った。「リヤカーに金盥を積んで田舎道を走っているようですな」と。しかし、どことなく懐かしい車窓に流れる田園風景に、皆さんしばし目を奪われる。
 途中の駅で、停車中の阿下喜行きの列車と並行停車。ふと見ると1人の美しい女性がこちらの車両に向かって手を必死に振っているではないか。誰も心当たりがないままにふり返す。「一体誰だろう」誰もがいい加減に想像をふくらます。「○○さんお盛んですなー」と。ほどなくして河村副会長に電話が入る。ASITAの安藤会長からである。「ある方から、今、桑名行きの列車で河村さんを見かけたという人から電話があった。河村さんに是非お会いしたいから、これから車で桑名まで追いかける」ということのようだった。しかし、副会長は顔に見覚えはないし、ましてやASITAの関係者や北勢線などと関わりのある人に心当たりはないとのこと。桑名での逢瀬も帰りの時間の都合もあり結局実らずであった。
 桑名で宮本副会長と別れ、残る7名は近鉄で大阪難波へと向かった。心当たりないはずの副会長、でも何故か寂しそうだった。


★その後の情報で、この女性は河村副会長の弓道部・後輩「C41・竹内(旧西村)和子さん」であった
  ことが判明した。・・・めでたし 、めでたし・・・

おわりに
 今回の参加は、東京支部4名、東海支部4名、大阪支部4名、徳山支部2名、下松支部6名であった。20名ということもあったのかもしれないが、大変まとまりが良く、充実した2日間であった。
 また、何らかの機会をみて第2回目を開催したいものである。
 終わりにあたり、準備等お世話を頂いた東海支部の石原支部長、村田事務局長に心から御礼申しあげます。

 なお、当日の参加者は次の通り(敬称略)。
  深町和彦(C16)、石原佳雄(M17)、亀田成文(C18)河村重雄(C18)、
  
増本安男(C18)、相本幸夫(M20)荒谷実貴男(C22)、赤瀬春之(C24)、
  久保田茂則(M28)河村 一(C32)、黒田義則(M34)、浜本 正(M34)
  宮本照夫(M34)、戎崎 勲(M35)、槌尾博之(M35)河村正浩(C39)、
  岡野健司(C40)、石井道明(E47)重永裕洋(E49)、村田正洋(C52)


 また、次の方々からご祝儀を頂きました(敬称略)。
 野田泰典、河村正浩、東京支部、東海支部、大阪支部、ASITA



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